院長のひとりごと

首の痛み(寝違え等)の原因と施術

朝、目が覚めると首に違和感を感じ、痛くて首が回せない。このような状態をいわゆる寝違えと呼びます。ただし寝違えという医学用語はなく、頚部周囲の靭帯や筋肉の痛みの総称とされています。(また急に振り向いた時、首がグキッとなってしまう自称『ぎっくり首』の方もよく似た症状です。)不自然な姿勢で眠り続けた時に起こります。通常は首に痛みが生じたり違和感を覚えた場合には、無意識のうちに首の姿勢を変えますが、疲労や睡眠不足あるいは泥酔状態で眠ってしまうと、これらの反応がなくなり、不自然な姿勢で寝続けることがあります。または、窮屈なソファーで寝たり、椅子に座ったまま不自然な姿勢で寝てしまった時に起こります。

(1)寝違えの一般医学の治療法
寝違えの場合、消炎鎮痛薬や筋弛緩薬の内服、湿布、電気刺激やレーザー照射による鎮痛処置、局所注射、神経ブロックなどを行います。また首用のカラーをつけて頚椎を固定することもあるようです。

(2)寝違えの西洋整体(カイロなど)の施術
寝違えの原因は頚椎のズレとゆるみと考え、その結果として靭帯や筋肉等の軟部組織に炎症をおこすものと捉えています。寝違えの場合、頚椎の矯正と氷による局所冷却を行い、念のためテーピングもすることが多いようです。

(3)寝違えの整体(東洋医学的)の施術
本来の寝違えは午前中に治ります。自然と治らず1日2日またはそれ以上痛みが続くものは寝違えではありません。首だけではなく、胸椎に歪みがあり、その原因として内臓の疲れや冷えがあるのです。当院ではそれを経絡経穴(いわゆるツボ)から体内に刺激を入れ、内臓の疲れ・冷えを取り除き、胸椎をはじめとした背骨の歪みを整えていきます。患部を冷やしてはいけません。西洋医学では痛み=炎症と考えすぐに冷やせといいます。しかし、冷やしてしまうと一時的な痛みの軽減にはなりますが、長い目で見ると患部には良くないのです。
体は内も外もつながっているもの。外傷性の痛み以外は内側の表れということも少なくないのです。

寝違えは治療せずに長期間放置しておくと、治り難くなったり、肩や腕に痛みやしび
れが放散する胸郭出口症候群などに増悪する場合もあるので、痛みや違和感を感じた
らすぐに施術を受けられることをお勧めします。
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